< Weekly コラム一覧へ
2024.05.20

糖尿病対策にもよいゴルフの健康効果!一人でもコンペでも

 

糖尿病の治療や予防では、食事療法と運動療法の両輪が大切です。しかし、日頃運動習慣がない場合や、忙しくて時間が取れないかたにとって、今の生活に運動習慣をプラスするのは、ハードルが高いと感じることもあるのではないでしょうか。今回は、比較的取り組みやすい、ゴルフの効果を考えていきたいと思います。

Responsive Banner

ゴルフで健康効果は見込めるの? 

ゴルフは、常に息をきらして身体を動かすようなスポーツではないため、運動効果は見込めないと思っていませんか。

ゴルフは緩やかな運動を長時間継続することが可能ですので、健康の維持・増進にも役立ちます。

ゴルフで運動をする効果

ゴルフで18ホール回ると、歩数は20,000歩にもなると言われています。日常生活で公共交通機関や自家用車を使って移動している日では、1日10,000歩も歩けない日も珍しくありません。ゴルフは、たくさん歩くスポーツといえるでしょう。有酸素運動とともに、足の筋肉も鍛えられます。自然の中でゆっくりと歩きながらプレーをすれば、身体的だけでなく心理面でもリラックス効果が望めるでしょう。日頃運動習慣のないかたや持病があるかたが、急な運動を取り入れるのは、リスクが高い面も懸念されますが、ゴルフは、中高年でも始めやすいスポーツだといえます。

ゴルフで活動量を増やすメリット

スポーツにはさまざまなものがありますが、競技によって特性が異なります。たとえば、マラソンのように、持久力を必要とするもの、短距離走のように、瞬発力が必要となるもの、野球などのように、持久力と瞬発力の両方を場面ごとに発揮するものなどです。ゴルフは、ラウンドを回るには、持久力が必要となり、ボールを打つ際には、全身の筋肉をバランス良く使うバランス感覚と、瞬発力が必要となります。かつ、ゴルフには、集中力がパフォーマンスに大きな影響を与えるという特徴があります。したがってゴルフをすることは、肉体的にバランス良く疲労感を得られると同時に、脳や精神面にも刺激を得られるというメリットがあるのです。

 

ゴルフ場での食事選び 

ゴルフは、持久力・瞬発力・集中力というさまざまな能力を発揮すべき競技ですので、その点をふまえて食事選びのポイントを見ていきましょう。

消費カロリーと摂取カロリーを意識しよう 

息をきらして運動をしていないゴルフでは、消費カロリーが少ないように思われがちですが、「身体活動のメッツ表」という運動強度を示す数値を確認すると、全般的な数値は4.8メッツとなっています。たとえば体重60㎏の方が4時間ラウンドをしたら約1,150kcalに相当するエネルギーを消費します。カートを使ったとしても840kcal程度。打ちっぱなしであっても1時間で180kcal程度。しっかりエネルギーの消費はありますから、途中でスタミナ切れを起こさないよう消費カロリー分は摂取できるようにしましょう。

ゴルフ場でのランチの選び方 

持久力や集中力に欠かせないのは、炭水化物です。甘いものなどで炭水化物を摂取すると、長時間のエネルギー供給は難しいので、ゴルフのような長時間かけてゆっくりと楽しむ競技の場合には、ご飯ものや麺類などをランチに選ぶと良いでしょう。午前中のラウンドで、筋肉にも疲れが出ています。修復できるように、たんぱく質も合わせて摂取しましょう。丼ものや麺類の具材に肉類や魚、卵などが使われているものをチョイスすると良いでしょう。特に豚肉には炭水化物をエネルギーに換えるビタミンB1とたんぱく質が豊富。ご飯や麺とあわせて摂取すると、効率の良い組み合わせになります。選ぶのに悩む場合は、単品料理よりも定食タイプを選ぶと栄養バランスが整いやすくなります。

 

ゴルフ場での注意点 

プレーに集中していると、案外体調の変化に気がつかないこともあります。ゴルフ場で注意すべきことも把握して、楽しいプレーを心がけましょう。

夏場の熱中症や脱水に注意 

夏場で心配されるのは、熱中症や脱水です。私たちは思いのほか水分を排泄していて、体重の10%程度の水分を損なうだけで、熱中症をはじめとする健康障害を引き起こすとされています。のどの渇きを感じる前にコンスタントに水分を摂取しましょう。

ラウンドでは低血糖対策を 

糖尿病の持病がある方の場合、思ったより体力を使うゴルフでは低血糖も心配されます。朝早くからラウンドする場合でも朝ごはんはしっかり食べ、ラウンド時には、常にアメやブドウ糖を携帯しておくと良いでしょう。一緒にラウンドするかたやキャディーさんなどにもあらかじめ伝えておいて、様子がおかしいと思ったら、声をかけてもらえるようにしておきましょう。ご自身でも低血糖症状など異変を感じたら、すぐに糖分を補給するようにしてください。

生活習慣病患者が注意したい、心筋梗塞のリスク

ゆったりと行える印象のあるゴルフですが、実は、40歳以上でスポーツ中に突然死を起こしたケースでは、ゴルフが圧倒的に多く、その原因は心筋梗塞などの心臓疾患が大半を占めています。心臓疾患を抱えている人だけでなく、糖尿病をはじめとする生活習慣病を抱えているかたは心臓病のリスク因子を抱えている状態ですので、注意が必要です。

ゴルフ中に心筋梗塞を起こさないためには、前日から体調を整えて臨むことが大切です。前夜のアルコールは控えめにして早めに休み、睡眠をしっかりとるようにしましょう。そして、当日はウォーミングアップを忘れずプレーに入り、気温の変化に配慮しながらしっかり水分補給をし、服薬をしているかたは、飲み忘れにも注意しながら楽しんでプレーをしましょう。

プレー後も、解放感から急に飲酒をしたり、熱いお風呂に入らないようにしたり、急激な刺激を身体に与えないように、配慮しながら安全にゴルフを楽しむことが大切です。

まとめ

身体的にも精神的にも良い影響を得られるゴルフ。糖尿病の改善、悪化防止にもぜひ取り入れていただきたいスポーツです。ゴルフに限らずスポーツをする際には、ご自身の体調をしっかり把握しておくことが大切です。途中で体調を崩すことのないように、しっかり準備をして楽しみましょう。

 

糖尿病の治療や予防では、食事療法と運動療法の両輪が大切です。しかし、日頃運動習慣がない場合や、忙しくて時間が取れないかたにとって、今の生活に運動習慣をプラスするのは、ハードルが高いと感じることもあるのではないでしょうか。今回は、比較的取り組みやすい、ゴルフの効果を考えていきたいと思います。

Responsive Banner

ゴルフで健康効果は見込めるの? 

ゴルフは、常に息をきらして身体を動かすようなスポーツではないため、運動効果は見込めないと思っていませんか。

ゴルフは緩やかな運動を長時間継続することが可能ですので、健康の維持・増進にも役立ちます。

ゴルフで運動をする効果

ゴルフで18ホール回ると、歩数は20,000歩にもなると言われています。日常生活で公共交通機関や自家用車を使って移動している日では、1日10,000歩も歩けない日も珍しくありません。ゴルフは、たくさん歩くスポーツといえるでしょう。有酸素運動とともに、足の筋肉も鍛えられます。自然の中でゆっくりと歩きながらプレーをすれば、身体的だけでなく心理面でもリラックス効果が望めるでしょう。日頃運動習慣のないかたや持病があるかたが、急な運動を取り入れるのは、リスクが高い面も懸念されますが、ゴルフは、中高年でも始めやすいスポーツだといえます。

ゴルフで活動量を増やすメリット

スポーツにはさまざまなものがありますが、競技によって特性が異なります。たとえば、マラソンのように、持久力を必要とするもの、短距離走のように、瞬発力が必要となるもの、野球などのように、持久力と瞬発力の両方を場面ごとに発揮するものなどです。ゴルフは、ラウンドを回るには、持久力が必要となり、ボールを打つ際には、全身の筋肉をバランス良く使うバランス感覚と、瞬発力が必要となります。かつ、ゴルフには、集中力がパフォーマンスに大きな影響を与えるという特徴があります。したがってゴルフをすることは、肉体的にバランス良く疲労感を得られると同時に、脳や精神面にも刺激を得られるというメリットがあるのです。

 

ゴルフ場での食事選び 

ゴルフは、持久力・瞬発力・集中力というさまざまな能力を発揮すべき競技ですので、その点をふまえて食事選びのポイントを見ていきましょう。

消費カロリーと摂取カロリーを意識しよう 

息をきらして運動をしていないゴルフでは、消費カロリーが少ないように思われがちですが、「身体活動のメッツ表」という運動強度を示す数値を確認すると、全般的な数値は4.8メッツとなっています。たとえば体重60㎏の方が4時間ラウンドをしたら約1,150kcalに相当するエネルギーを消費します。カートを使ったとしても840kcal程度。打ちっぱなしであっても1時間で180kcal程度。しっかりエネルギーの消費はありますから、途中でスタミナ切れを起こさないよう消費カロリー分は摂取できるようにしましょう。

ゴルフ場でのランチの選び方 

持久力や集中力に欠かせないのは、炭水化物です。甘いものなどで炭水化物を摂取すると、長時間のエネルギー供給は難しいので、ゴルフのような長時間かけてゆっくりと楽しむ競技の場合には、ご飯ものや麺類などをランチに選ぶと良いでしょう。午前中のラウンドで、筋肉にも疲れが出ています。修復できるように、たんぱく質も合わせて摂取しましょう。丼ものや麺類の具材に肉類や魚、卵などが使われているものをチョイスすると良いでしょう。特に豚肉には炭水化物をエネルギーに換えるビタミンB1とたんぱく質が豊富。ご飯や麺とあわせて摂取すると、効率の良い組み合わせになります。選ぶのに悩む場合は、単品料理よりも定食タイプを選ぶと栄養バランスが整いやすくなります。

 

ゴルフ場での注意点 

プレーに集中していると、案外体調の変化に気がつかないこともあります。ゴルフ場で注意すべきことも把握して、楽しいプレーを心がけましょう。

夏場の熱中症や脱水に注意 

夏場で心配されるのは、熱中症や脱水です。私たちは思いのほか水分を排泄していて、体重の10%程度の水分を損なうだけで、熱中症をはじめとする健康障害を引き起こすとされています。のどの渇きを感じる前にコンスタントに水分を摂取しましょう。

ラウンドでは低血糖対策を 

糖尿病の持病がある方の場合、思ったより体力を使うゴルフでは低血糖も心配されます。朝早くからラウンドする場合でも朝ごはんはしっかり食べ、ラウンド時には、常にアメやブドウ糖を携帯しておくと良いでしょう。一緒にラウンドするかたやキャディーさんなどにもあらかじめ伝えておいて、様子がおかしいと思ったら、声をかけてもらえるようにしておきましょう。ご自身でも低血糖症状など異変を感じたら、すぐに糖分を補給するようにしてください。

生活習慣病患者が注意したい、心筋梗塞のリスク

ゆったりと行える印象のあるゴルフですが、実は、40歳以上でスポーツ中に突然死を起こしたケースでは、ゴルフが圧倒的に多く、その原因は心筋梗塞などの心臓疾患が大半を占めています。心臓疾患を抱えている人だけでなく、糖尿病をはじめとする生活習慣病を抱えているかたは心臓病のリスク因子を抱えている状態ですので、注意が必要です。

ゴルフ中に心筋梗塞を起こさないためには、前日から体調を整えて臨むことが大切です。前夜のアルコールは控えめにして早めに休み、睡眠をしっかりとるようにしましょう。そして、当日はウォーミングアップを忘れずプレーに入り、気温の変化に配慮しながらしっかり水分補給をし、服薬をしているかたは、飲み忘れにも注意しながら楽しんでプレーをしましょう。

プレー後も、解放感から急に飲酒をしたり、熱いお風呂に入らないようにしたり、急激な刺激を身体に与えないように、配慮しながら安全にゴルフを楽しむことが大切です。

まとめ

身体的にも精神的にも良い影響を得られるゴルフ。糖尿病の改善、悪化防止にもぜひ取り入れていただきたいスポーツです。ゴルフに限らずスポーツをする際には、ご自身の体調をしっかり把握しておくことが大切です。途中で体調を崩すことのないように、しっかり準備をして楽しみましょう。