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2022.11.14

健診で血糖値が高い!どこの病院にかかればいい?検査や治療は?

 

健康診断で高血糖を指摘されたとき、どこの病院にかかればよいのでしょうか。また、どのような検査をして、どのような治療を受けるのでしょうか。

 

この記事では、血糖値が高いことで引き起こされる糖尿病の受診や治療方法について、詳しく解説します。

 

健診で重要になる2つの値 

糖尿病は、ときに命を脅かすほどの重篤な症状が現れますが、初期段階ではほとんどの人に自覚症状がありません。そのため、以下の2つの値をチェックすることが重要です。

 

 

血糖値|現在の血中のブドウ糖の濃度のこと

血糖値は、糖尿病の診断において重要な要素です。高血糖の状態が続くと、糖尿病を発症するリスクが高まるためです。

 

血糖値とは血中におけるブドウ糖濃度であり、空腹時には低く、食後に高くなる数値です。その後は徐々に下がり、また空腹時には低くなります。この血糖値を下げる働きをしているホルモンが、インスリンです。

 

HbA1c|糖化ヘモグロビンの割合

HbA1cもまた、糖尿病の診断において重要な要素です。HbA1cは、ブドウ糖と赤血球に含まれているヘモグロビンが結びついた「糖化ヘモグロビン」の割合を示す数値です。

 

HbA1cの数値が高ければ、高血糖の状態が日常的に続いていると判断できます。

血糖値は飲食などの影響で検査の直前に変化する可能性がありますが、HbA1cは検査直前の飲食には関係せず、過去1〜2カ月の血糖の状態を調べられます。

なぜなら、赤血球の寿命が、およそ4カ月であるためです。

 

HbA1cは、日頃の生活習慣が反映されやすいため、より信憑性の高い数値であるといえます。

糖尿病の種類と自覚症状 

糖尿病の種類には、大きく分けて以下の3つがあります。

 

・1型糖尿病|膵臓のインスリンを出す細胞(β細胞)が、

       壊されてしまう病気で、小児や若年層に多い

・2型糖尿病|国内の糖尿病患者のほとんどを占める

・妊娠糖尿病|妊娠中の女性が発症する

 

2型糖尿病では、高血糖状態であっても自覚症状のないことも多く、発覚しづらい病の1つです。

また、のどの渇き、多尿などの典型的な症状が現れていたとしても日常生活の中で気が付きにくく、見過ごしてしまうことが多い疾患です。

健診で高血糖を指摘された際には、そのまま放置せず、一度受診することが望ましいでしょう。

糖尿病検査は糖尿病内科が望ましい 

糖尿病の検査に必要なすべての項目を、人間ドックや健康診断で調べられるわけではありません。

もし糖尿病の疑いがあるとされたときは、糖尿病内科の診療に重点を置いている医療機関や、専門クリニックを受診するとよいでしょう。

 

また、生活習慣病の診療を得意とする内科や、腎臓内科などもおすすめです。

 

初診で血糖検査をおこなう際には、食事を摂らずに来院することが必要なこともありますので、お電話で予約の際に聞いてみると良いでしょう。

糖尿病3つの治療方法 

糖尿病は、がんや心臓病、脳卒中などと並び、生活習慣病の1つに挙げられる病気です。

そのため、治療には生活習慣の改善が欠かせません。

具体的には以下の3つのアプローチで、血糖値をコントロールします。

 

・食事療法

・運動療法

・薬物療法

 

以下、詳しく解説します。

食事療法|基盤となる治療

 

食事療法は、糖尿病治療の基盤となる治療方法です。栄養バランスを整え、それぞれの状態に合わせて食事量や内容を調整していきます。

 

血糖値の上昇を抑えるためには非常に有効な手段で、食事療法だけでも2型糖尿病が改善する方もいます。

特別な献立である必要はなく、必要な栄養素やカロリーの量が把握できれば、その範囲内で食事を楽しむことが可能です。

 

ときには管理栄養士や糖尿病療養指導士と相談しながら、継続できることを第一に考えて進めていきます。

運動療法|血中のブドウ糖を消費する

運動療法も、有効な治療方法の1つです。理由としては以下の点が挙げられます。

 

・エネルギーを消費することにより、2型糖尿病の原因となる肥満や脂質異常を抑制できる

・ブドウ糖を効果的にエネルギーに変換し、血糖値を下げる

・インスリンが正常に機能することを助ける

 

食後1時間頃を目安に行うと、より高い効果が見込めるといわれています。

強度や頻度を含め、食事療法と同様にそれぞれの状態に合った内容を検討し、継続していくことが重要です。

薬物療法|血糖値をコントロールする

基本的に、2型糖尿病では食事療法と運動療法を行います。しかし、それらの効果がみられなかったときは、経口血糖降下薬やインスリン、その他注射剤も組み合わせて治療を進めることがあります。

経口血糖降下薬には、インスリンの分泌を増やすための薬や、インスリンの作用を助ける薬があり、それぞれにいくつかの種類があります。

 

副作用や効用が一つひとつ異なるため、病状や合併症の度合いを考慮しながらの調整が必要です。

まとめ

健康診断における糖尿病の検査で重要な項目は、血糖値HbA1cの2つです。これらの値が高いといわれたときは早めに、生活習慣病の診療を得意とする糖尿病内科や腎臓内科などを受診しましょう。

高血糖状態であっても、自覚症状がないことも少なくありませんが、高血糖を放置しないようにしましょう。医療機関での検査の結果、糖尿病の診断が下りたときは、以下の3つを組み合わせて治療を進めます。以下の3つを組み合わせて治療を進めます。

 

・食事療法

・運動療法

・薬物療法

 

それぞれの病状に合わせて、無理なく継続できる内容を検討することで、重症化を防ぎましょう。

 

 

健康診断で高血糖を指摘されたとき、どこの病院にかかればよいのでしょうか。また、どのような検査をして、どのような治療を受けるのでしょうか。

 

この記事では、血糖値が高いことで引き起こされる糖尿病の受診や治療方法について、詳しく解説します。

 

健診で重要になる2つの値 

糖尿病は、ときに命を脅かすほどの重篤な症状が現れますが、初期段階ではほとんどの人に自覚症状がありません。そのため、以下の2つの値をチェックすることが重要です。

 

 

血糖値|現在の血中のブドウ糖の濃度のこと

血糖値は、糖尿病の診断において重要な要素です。高血糖の状態が続くと、糖尿病を発症するリスクが高まるためです。

 

血糖値とは血中におけるブドウ糖濃度であり、空腹時には低く、食後に高くなる数値です。その後は徐々に下がり、また空腹時には低くなります。この血糖値を下げる働きをしているホルモンが、インスリンです。

 

HbA1c|糖化ヘモグロビンの割合

HbA1cもまた、糖尿病の診断において重要な要素です。HbA1cは、ブドウ糖と赤血球に含まれているヘモグロビンが結びついた「糖化ヘモグロビン」の割合を示す数値です。

 

HbA1cの数値が高ければ、高血糖の状態が日常的に続いていると判断できます。

血糖値は飲食などの影響で検査の直前に変化する可能性がありますが、HbA1cは検査直前の飲食には関係せず、過去1〜2カ月の血糖の状態を調べられます。

なぜなら、赤血球の寿命が、およそ4カ月であるためです。

 

HbA1cは、日頃の生活習慣が反映されやすいため、より信憑性の高い数値であるといえます。

糖尿病の種類と自覚症状 

糖尿病の種類には、大きく分けて以下の3つがあります。

 

・1型糖尿病|膵臓のインスリンを出す細胞(β細胞)が、

       壊されてしまう病気で、小児や若年層に多い

・2型糖尿病|国内の糖尿病患者のほとんどを占める

・妊娠糖尿病|妊娠中の女性が発症する

 

2型糖尿病では、高血糖状態であっても自覚症状のないことも多く、発覚しづらい病の1つです。

また、のどの渇き、多尿などの典型的な症状が現れていたとしても日常生活の中で気が付きにくく、見過ごしてしまうことが多い疾患です。

健診で高血糖を指摘された際には、そのまま放置せず、一度受診することが望ましいでしょう。

糖尿病検査は糖尿病内科が望ましい 

糖尿病の検査に必要なすべての項目を、人間ドックや健康診断で調べられるわけではありません。

もし糖尿病の疑いがあるとされたときは、糖尿病内科の診療に重点を置いている医療機関や、専門クリニックを受診するとよいでしょう。

 

また、生活習慣病の診療を得意とする内科や、腎臓内科などもおすすめです。

 

初診で血糖検査をおこなう際には、食事を摂らずに来院することが必要なこともありますので、お電話で予約の際に聞いてみると良いでしょう。

糖尿病3つの治療方法 

糖尿病は、がんや心臓病、脳卒中などと並び、生活習慣病の1つに挙げられる病気です。

そのため、治療には生活習慣の改善が欠かせません。

具体的には以下の3つのアプローチで、血糖値をコントロールします。

 

・食事療法

・運動療法

・薬物療法

 

以下、詳しく解説します。

食事療法|基盤となる治療

 

食事療法は、糖尿病治療の基盤となる治療方法です。栄養バランスを整え、それぞれの状態に合わせて食事量や内容を調整していきます。

 

血糖値の上昇を抑えるためには非常に有効な手段で、食事療法だけでも2型糖尿病が改善する方もいます。

特別な献立である必要はなく、必要な栄養素やカロリーの量が把握できれば、その範囲内で食事を楽しむことが可能です。

 

ときには管理栄養士や糖尿病療養指導士と相談しながら、継続できることを第一に考えて進めていきます。

運動療法|血中のブドウ糖を消費する

運動療法も、有効な治療方法の1つです。理由としては以下の点が挙げられます。

 

・エネルギーを消費することにより、2型糖尿病の原因となる肥満や脂質異常を抑制できる

・ブドウ糖を効果的にエネルギーに変換し、血糖値を下げる

・インスリンが正常に機能することを助ける

 

食後1時間頃を目安に行うと、より高い効果が見込めるといわれています。

強度や頻度を含め、食事療法と同様にそれぞれの状態に合った内容を検討し、継続していくことが重要です。

薬物療法|血糖値をコントロールする

基本的に、2型糖尿病では食事療法と運動療法を行います。しかし、それらの効果がみられなかったときは、経口血糖降下薬やインスリン、その他注射剤も組み合わせて治療を進めることがあります。

経口血糖降下薬には、インスリンの分泌を増やすための薬や、インスリンの作用を助ける薬があり、それぞれにいくつかの種類があります。

 

副作用や効用が一つひとつ異なるため、病状や合併症の度合いを考慮しながらの調整が必要です。

まとめ

健康診断における糖尿病の検査で重要な項目は、血糖値HbA1cの2つです。これらの値が高いといわれたときは早めに、生活習慣病の診療を得意とする糖尿病内科や腎臓内科などを受診しましょう。

高血糖状態であっても、自覚症状がないことも少なくありませんが、高血糖を放置しないようにしましょう。医療機関での検査の結果、糖尿病の診断が下りたときは、以下の3つを組み合わせて治療を進めます。以下の3つを組み合わせて治療を進めます。

 

・食事療法

・運動療法

・薬物療法

 

それぞれの病状に合わせて、無理なく継続できる内容を検討することで、重症化を防ぎましょう。