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2024.02.19

自宅でできるボディケア!糖尿病患者さんへおすすめのツボ


糖尿病の初期段階では自覚症状は少ないとされていますが、少なからず「あれ?」と思い当たる体の異変があるのではないでしょうか。そのようなときは早めに検査をしてしかるべき処置をすることが肝心ですが、自分でもできるケアはないのでしょうか。今回は自分でできるツボ押しのケアをご紹介します。

東洋医学では「気」のちからを尊重しています。「気」を生命エネルギーととらえて、そのコントロールのためにツボを刺激するのです。「病は気から」という言葉もあります。ツボ押しによって自分の体、症状と向き合い、体に癒しを与えていきましょう。

ツボとは

古くから東洋医学の世界で用いられてきたツボ療法ですが、専門家が行うものと考えがちで詳細は知らないという方が多いのではないでしょうか。

ツボとは正式名称を「経穴」といい、全身をめぐるエネルギーの通り道のライン上に、数珠つなぎに連なっているものです。全身には400か所を超えるツボがあるといわれています。不調な部分を直接押さなくても、不調箇所につながるライン上にあるツボを刺激することで経路の流れが改善されて不調箇所も改善していくということが起こります。

こんな症状が気になったら 

糖尿病の症状が進行してくると、口が渇きやすくなり、よく水を飲むようになっていきます。水分代謝を担う腎臓にも負担をきたしますので、腎疾患は糖尿病の合併症としてもよく知られています。

また健康診断で血糖値の高さやHbA1cの異常を指摘されたら、疾患の判定を受けたり進行したりしていく前に、生活習慣の改善をはかりながらツボの刺激も取り入れてみてはどうでしょうか。

 

糖尿病の症状とツボ 

糖尿病はインスリンの作用不足によって血糖値が高くなったりする他、尿に糖が排泄されてしまったりする疾患です。血糖値が高いことで体内の水分コントロールがしにくくなり、口の渇きだけでなく、むくみや倦怠感を感じる場合もあります。糖尿病と関係のあるツボを知って、体調を整えていきましょう。

 

水分代謝を整える「腎兪」

腎兪はツボの名前に「腎」とつく通り、腎機能の調整に関与しているツボです。糖尿病で調整が難しくなってくる、腎臓における水分代謝を整え、むくみ等をとる効果が期待できます。背中側なので自分の指で押すのが難しい場合には、ヘアブラシの柄など硬くて丸みのあるものを使って刺激してみても良いでしょう。

 

場所:
腎兪は背中側にあるツボで、背骨から人さし指・中指の2本分外側に行ったところにあります。高さはおへその位置と同じくらいです。

押し方:
両方の親指をツボにあてて息を吐きながら力を入れて押し、吸いながら力を抜いていくように刺激します。

老廃物の排泄を促し全身の倦怠感に「湧泉」

「湧泉」という名前の由来は、このツボを刺激すると生命エネルギーがプラスされ元気が湧いてくると言われており、万能のツボとも呼ばれています。血液循環を促し老廃物を排出してくれることで知られています。倦怠感の解消、疲労回復やリラクゼーション効果もあるので、一日の終わりに気持ちよく刺激してみましょう。

 

場所:
足裏の中央より指よりの、親指と小指のつけ根のふくらみの間にできる「人」という字の交わるところにあるツボ。わかりにくい場合には、足の指を少し曲げてみると交わり部分が浮き出てきます。

押し方:
足の甲を手のひらで抱えて、ツボを親指で押しながら足先に向かって少し押し上げます。少し強めに刺激をすると良いので、両手の親指を重ねて刺激してみましょう。左右の足裏とも同じように刺激しましょう。

 

消化器全般の調子を整える「太白」

「太白」はお腹の張り、消化不良、食欲不振、便秘など消化器全般の不調の改善に効果があることで知られています。食べ過ぎてしまった時や、胃腸の調子が悪いと感じた時には、今回ご紹介した他のツボへの刺激と合わせてケアしてみてください。

 

場所:
足の親指の根元にある関節の後ろの盛り上がり部分にあるツボ。足の親指の内側からかかとまでの間に出っ張った骨を見つけたら、太白はそのすぐ後ろに位置します。

押し方:
椅子に腰かけ、片脚を反対のひざにのせた体勢で刺激していきます。両手の親指を重ねてツボにあて、体重をかけながら押しもみをします。息をゆっくり吸いながら力を入れ、ゆっくり吐きながら力を抜くといった具合に繰り返すと良いでしょう。

 

まとめ

今回ご紹介したツボはいずれも有名なものばかりで、糖尿病以外にも体調を整えるために使われているツボです。

ツボは東洋医学だけのものかというとそのようなことはなく、WHOが統一基準をまとめるなど西洋医学にも取り入れられているものです。
日頃のセルフケアを取り入れて、体調を整えていきましょう。


糖尿病の初期段階では自覚症状は少ないとされていますが、少なからず「あれ?」と思い当たる体の異変があるのではないでしょうか。そのようなときは早めに検査をしてしかるべき処置をすることが肝心ですが、自分でもできるケアはないのでしょうか。今回は自分でできるツボ押しのケアをご紹介します。

東洋医学では「気」のちからを尊重しています。「気」を生命エネルギーととらえて、そのコントロールのためにツボを刺激するのです。「病は気から」という言葉もあります。ツボ押しによって自分の体、症状と向き合い、体に癒しを与えていきましょう。

ツボとは

古くから東洋医学の世界で用いられてきたツボ療法ですが、専門家が行うものと考えがちで詳細は知らないという方が多いのではないでしょうか。

ツボとは正式名称を「経穴」といい、全身をめぐるエネルギーの通り道のライン上に、数珠つなぎに連なっているものです。全身には400か所を超えるツボがあるといわれています。不調な部分を直接押さなくても、不調箇所につながるライン上にあるツボを刺激することで経路の流れが改善されて不調箇所も改善していくということが起こります。

こんな症状が気になったら 

糖尿病の症状が進行してくると、口が渇きやすくなり、よく水を飲むようになっていきます。水分代謝を担う腎臓にも負担をきたしますので、腎疾患は糖尿病の合併症としてもよく知られています。

また健康診断で血糖値の高さやHbA1cの異常を指摘されたら、疾患の判定を受けたり進行したりしていく前に、生活習慣の改善をはかりながらツボの刺激も取り入れてみてはどうでしょうか。

 

糖尿病の症状とツボ 

糖尿病はインスリンの作用不足によって血糖値が高くなったりする他、尿に糖が排泄されてしまったりする疾患です。血糖値が高いことで体内の水分コントロールがしにくくなり、口の渇きだけでなく、むくみや倦怠感を感じる場合もあります。糖尿病と関係のあるツボを知って、体調を整えていきましょう。

 

水分代謝を整える「腎兪」

腎兪はツボの名前に「腎」とつく通り、腎機能の調整に関与しているツボです。糖尿病で調整が難しくなってくる、腎臓における水分代謝を整え、むくみ等をとる効果が期待できます。背中側なので自分の指で押すのが難しい場合には、ヘアブラシの柄など硬くて丸みのあるものを使って刺激してみても良いでしょう。

 

場所:
腎兪は背中側にあるツボで、背骨から人さし指・中指の2本分外側に行ったところにあります。高さはおへその位置と同じくらいです。

押し方:
両方の親指をツボにあてて息を吐きながら力を入れて押し、吸いながら力を抜いていくように刺激します。

老廃物の排泄を促し全身の倦怠感に「湧泉」

「湧泉」という名前の由来は、このツボを刺激すると生命エネルギーがプラスされ元気が湧いてくると言われており、万能のツボとも呼ばれています。血液循環を促し老廃物を排出してくれることで知られています。倦怠感の解消、疲労回復やリラクゼーション効果もあるので、一日の終わりに気持ちよく刺激してみましょう。

 

場所:
足裏の中央より指よりの、親指と小指のつけ根のふくらみの間にできる「人」という字の交わるところにあるツボ。わかりにくい場合には、足の指を少し曲げてみると交わり部分が浮き出てきます。

押し方:
足の甲を手のひらで抱えて、ツボを親指で押しながら足先に向かって少し押し上げます。少し強めに刺激をすると良いので、両手の親指を重ねて刺激してみましょう。左右の足裏とも同じように刺激しましょう。

 

消化器全般の調子を整える「太白」

「太白」はお腹の張り、消化不良、食欲不振、便秘など消化器全般の不調の改善に効果があることで知られています。食べ過ぎてしまった時や、胃腸の調子が悪いと感じた時には、今回ご紹介した他のツボへの刺激と合わせてケアしてみてください。

 

場所:
足の親指の根元にある関節の後ろの盛り上がり部分にあるツボ。足の親指の内側からかかとまでの間に出っ張った骨を見つけたら、太白はそのすぐ後ろに位置します。

押し方:
椅子に腰かけ、片脚を反対のひざにのせた体勢で刺激していきます。両手の親指を重ねてツボにあて、体重をかけながら押しもみをします。息をゆっくり吸いながら力を入れ、ゆっくり吐きながら力を抜くといった具合に繰り返すと良いでしょう。

 

まとめ

今回ご紹介したツボはいずれも有名なものばかりで、糖尿病以外にも体調を整えるために使われているツボです。

ツボは東洋医学だけのものかというとそのようなことはなく、WHOが統一基準をまとめるなど西洋医学にも取り入れられているものです。
日頃のセルフケアを取り入れて、体調を整えていきましょう。